人生2割がちょうどいい

  • 講談社 (2009年5月14日発売)
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本棚登録 : 289
感想 : 44

小田嶋隆と高校の同級生であるCMプランナー岡康道の対談。

昔の思い出話から、仕事、家庭、社会のあれこれについて、気ままに話が飛ぶ。気楽に読めるけど感想書くのが難しい。二人とも一筋縄ではいかない人物であることはよくわかった。

小田嶋さんの反社会的というか非社会的といういか、その皮肉度が若い時からすごい。自分にもそういう部分はあるが、ここまではやらない。

一方の岡さんは社会の枠の中で遊ぶ才能に長けている。といっても、そのルールを自分で作ってしまうところが一般人とは違う。自分にそういう部分はほとんどない。すごい美人のお手伝いさんが来るのはイイハナシだと思った。

以下、印象的だった言葉。

岡:会社になんか適応できる人は気持ち悪いです。しかし、適応してるフリができないのも、少々情けない気もする。
小田嶋:組織にいる限り、自由になるためには出世しなければならない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年7月21日
読了日 : 2022年7月21日
本棚登録日 : 2022年7月15日

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