幸せの条件 (中公文庫 ほ 17-9)

著者 :
  • 中央公論新社 (2015年8月22日発売)
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本棚登録 : 1967
感想 : 187

好きそうだからといただいた本。小説は普段読まない方だったけど、長野はよく訪れるので情景が思い浮かぶし、主人公の気持ちも東京出身者としてはよくわかるので、するすると読めてしまった。

現実と交差するシーンもあって、幸せの価値観が時代とともに変わってきていることを感じられる。

終盤の「本当に必要とされる人間なんて大していない」というところからがぐっときた。気づいてしまった自分に素直にいたいものだな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年4月21日
読了日 : 2023年4月21日
本棚登録日 : 2023年4月21日

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