森沢さん初読になります。
(表紙の可愛さでこちらを一番手に)
子供の頃の夏休み、田舎、ばあちゃんちを思い出すような、優しいお話でした。
最近、ミステリーや、仕事系小説を読んでいたから余計新鮮な気持ちに。
幼稚園の先生の彼女と写真家目指してる彼氏の恋愛物語?なのかと思いきや、全然違いました‥
登場人物みんな良い人、虫の声や自然の音や色が本から聞こえてくるような描写はすごいなと。
人間ってのは、何かと何かを比べたときに、いつも錯覚を起こす、だから自分と他人をあまり比べない方がいいってフレーズ、
他人と比べちゃうと自分に足りないものばかりに目がいっちゃって、満ち足りているもののことを忘れちゃうってフレーズ、
自分の名前は親の形見となるというフレーズ
素敵だなあ。
お母さん、産んでくれてありがとう!って暖かい気持ちにもなれる(お母さんには言わないけど笑笑)
ばーちゃんの家の庭にプール出してくれて遊んだりした記憶や、ばーちゃんが話しかけてくれるイントネーションが読みながら思い出されて、
もう、早くばーちゃんに会いたい!
小樽が電車で行ける距離なら、いいのにな。
※YouTube 田舎の実家 どこか懐かしい ばあちゃんち 環境音
を聴きながら
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年8月27日
- 読了日 : 2022年8月27日
- 本棚登録日 : 2022年8月27日
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