少し遠くのことばかり追いかけるのではなくて、
もう少し足下も見た方がよいと強く思った。
社会的な繋がりを失った、
高校生達が巧みに大人に騙されて、
暗い世界に入り込んでしまう、
そういう現実を実際の高校生達のインタビューから
作られた本。
著者も実体験を踏まえた上で書いているので、
更にリアルさが際立っていた。
"最近の若者…"という言葉がはびこる世の中で、
一方で"最近の大人は…"という言葉もあるんじゃないかと
思う。
どちらかが悪いとかではなくて、
若者、とか、大人とか関係なく、
お互いに正しく生きられる、
お互いに楽しく生きられる、
そんな社会を形成するのが必要だなと思った。
どちらに対しても、偏見持つ事なく、
寄り添える、地縁とか血縁関係なく、
繋がりを持てる社会、自分もこの日本社会を形成する
1人の人間として、考える必要がある、と思った。
そういう意味で、今後も特定の世代とだけ、
関わるのは辞めていきたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
共育・教育
- 感想投稿日 : 2014年11月3日
- 読了日 : 2014年11月3日
- 本棚登録日 : 2014年8月24日
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