暇と退屈の倫理学

著者 :
  • 朝日出版社 (2011年10月18日発売)
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本棚登録 : 3055
感想 : 314
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おもしろかった!
浪費と贅沢とか、消費者会がモノではなく記号、概念の消費をさせているという主張とか。
あと、退屈の第一第三形式は「決断」の奴隷であることで、それは何かに熱中している状態と同義で、思えば受験期とかそうだったなーとか。
でも基本的に人生は第二形式で、習慣でできた毎日を退屈と気晴らしで生きてる。人間が産んだ気晴らしという知恵を生かして、訓練で楽しめる能力を身につけて豊かな人生を送りたいと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年7月21日
読了日 : 2022年7月21日
本棚登録日 : 2022年7月21日

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