私の好きな映画に共通しているもの。それは映像から季節感、匂い、風景、温度、感情が伝わってくるものである。この映画はそれに溢れていて、寒い冬の中にあるあたたかな日差しの匂いや、恋愛の始まりの甘酸っぱい感情、それが儚く終わっていく虚しさが伝わってきてなんともくすぐったい。
フランス映画っぽい無駄な長回しもすごく良くてそこにある”温度”が伝わってくる。永作博美がとても可愛くて、小悪魔で、憎めない残酷さもまた人間らしくて良いのだ。
大好きな映画の一つ♥
冬の晴れた休日に気ままにみて欲しい作品である。
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- 感想投稿日 : 2012年1月9日
- 本棚登録日 : 2012年1月9日
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