プリティ・リーグ [DVD]

監督 : ペニー・マーシャル 
出演 : トム・ハンクス  ジーナ・デイビス  マドンナ 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
3.53
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本棚登録 : 80
感想 : 11
5

1992年公開。
1943年。男たちが戦場に行ったアメリカで、プロ野球の存続が危ぶまれる中、
菓子メーカーの社長が女性だけのプロ野球チームを結成する。
監督は、かつては名選手だったが今は落ちぶれアル中なジミー。
各地から集められた女性選手たちは「女の野球チームなど必要ない」という世間の嘲笑を浴びながらも、
少しずつその実力を発揮していく。


1943年から1954年にかけアメリカで実存した
全米プロ女子野球リーグの選手たちの姿を描いた
感動のスポーツドラマ。

監督は
「ビッグ」
「レナードの朝」
でお馴染みの女流監督・ペニー・マーシャル。



当時マドンナが出てるという話題性だけが一人歩きしてたけど、
これは大人から子供まで楽しめる
本当に本当に
いい映画です(o^-^o)


女子プロ野球チーム
「ピーチズ」が
実力を付け勝ち進む様を
テンポ良く
爽やかに描いているだけでなく、


同じチーム内での姉妹の確執、
監督との衝突、
人種差別、

子供を連れての遠征や、
夫の戦死など、
戦時中に女性が自立し、
夢に向かうことの
厳しい現実をも織り混ぜて、
女性監督だからこその視点で
良質な人間ドラマに仕上がっています。
(2009年に日本でもついに女子プロ野球リーグが発足。そんな今の現状を思うと、余計に感慨深いものがあります)


時が流れ、
おばあちゃんになった選手たちが
もう一度集うラストシーンは
是非ともハンカチのご用意を(>_<)
(マドンナの歌う「This Used To Be My Playground」がまた涙を誘います)


そしてピーチズの選手たちの面々が
セクシー担当や
パワー担当など(笑)
みんなキュートで
それぞれキャラが立っていて
なんとも魅力的♪


キャストには
飲んべえのダメ監督に
当時少し落ち目だった
トム・ハンクス。


ピッチャーであり、
チームの看板選手であるドティに
凛とした姉御
ジーナ・デイビス。


ライバルである
姉ドティを越えようと努力する
妹キットに
ロリ・ペティ。


そして今作では
脇に回り花を添えた、
元ダンサーのメイを演じた
マドンナ。
(彼女の作品の中では
一番好感が持てます)

笑って泣いて
いつしか勇気を貰えるし、
野球が分からなくても
充分に楽しめるので

オススメしまーす(^O^)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 映画
感想投稿日 : 2011年5月5日
読了日 : 2011年月
本棚登録日 : 2011年5月5日

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