1992年公開。
1943年。男たちが戦場に行ったアメリカで、プロ野球の存続が危ぶまれる中、
菓子メーカーの社長が女性だけのプロ野球チームを結成する。
監督は、かつては名選手だったが今は落ちぶれアル中なジミー。
各地から集められた女性選手たちは「女の野球チームなど必要ない」という世間の嘲笑を浴びながらも、
少しずつその実力を発揮していく。
1943年から1954年にかけアメリカで実存した
全米プロ女子野球リーグの選手たちの姿を描いた
感動のスポーツドラマ。
監督は
「ビッグ」
「レナードの朝」
でお馴染みの女流監督・ペニー・マーシャル。
当時マドンナが出てるという話題性だけが一人歩きしてたけど、
これは大人から子供まで楽しめる
本当に本当に
いい映画です(o^-^o)
女子プロ野球チーム
「ピーチズ」が
実力を付け勝ち進む様を
テンポ良く
爽やかに描いているだけでなく、
同じチーム内での姉妹の確執、
監督との衝突、
人種差別、
子供を連れての遠征や、
夫の戦死など、
戦時中に女性が自立し、
夢に向かうことの
厳しい現実をも織り混ぜて、
女性監督だからこその視点で
良質な人間ドラマに仕上がっています。
(2009年に日本でもついに女子プロ野球リーグが発足。そんな今の現状を思うと、余計に感慨深いものがあります)
時が流れ、
おばあちゃんになった選手たちが
もう一度集うラストシーンは
是非ともハンカチのご用意を(>_<)
(マドンナの歌う「This Used To Be My Playground」がまた涙を誘います)
そしてピーチズの選手たちの面々が
セクシー担当や
パワー担当など(笑)
みんなキュートで
それぞれキャラが立っていて
なんとも魅力的♪
キャストには
飲んべえのダメ監督に
当時少し落ち目だった
トム・ハンクス。
ピッチャーであり、
チームの看板選手であるドティに
凛とした姉御
ジーナ・デイビス。
ライバルである
姉ドティを越えようと努力する
妹キットに
ロリ・ペティ。
そして今作では
脇に回り花を添えた、
元ダンサーのメイを演じた
マドンナ。
(彼女の作品の中では
一番好感が持てます)
笑って泣いて
いつしか勇気を貰えるし、
野球が分からなくても
充分に楽しめるので
オススメしまーす(^O^)
- 感想投稿日 : 2011年5月5日
- 読了日 : 2011年月
- 本棚登録日 : 2011年5月5日
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