国際金融の世界を1つの大きなディールを軸に、日本の都市銀行(メガバン誕生日前)のロンドン支店で働く今西と、日本国籍を捨て米系投資銀行のロンドン支社で働く龍花の視点で描いた作品。
金融知識は素人レベルですが解説のおかげで非常に読みやすかったです。
自分は投資銀行の人間ではないですが、龍花に自己投影をする場面が何度かあり考えさせられるものがありました。
場面と視点の切り替わりが激しく疲れますが、刻一刻と動く国際金融の臨場感が感じられる面白い作品でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年3月2日
- 読了日 : 2021年3月2日
- 本棚登録日 : 2020年10月23日
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