言わずと知れた向田邦子さんの長編小説。
何とも言えない奥ゆかしさが全編に漂っていて
上質なものに触れたなぁというのが率直な感想。
読後感はなかなか爽やかだし、中年男の心情を
巧みに描いているところが秀逸。
女性の向田さんがどうしてここまで男の心情を
描ききれるのか? 恐るべし、向田邦子!
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年11月18日
- 読了日 : 2009年8月3日
- 本棚登録日 : 2018年11月18日
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