純文学畑の人がタイムリープもの…?と思いながら読んだけど、主人公がぐじぐじとしてて、なんべんやり直してもやり直したいことはなにもやり直せないのは期待通り。
こんなに自分を省みる時間があったのに、結局オリジナル人生でないときちんと反省も思いやることもできないし、浩はそこにしかおらんしね…
いやほんとに10年前は子どもが存在してないからね。自分ならそこでまず絶望してしまってどうしようもなくなると思うし、読みよっても浩がおらんのがつらくてもーーーそればっかり気がかりやった。
同じ人と結婚したとしても同じ子どもが産まれる確証は全くないからねこの主人公の回遊人生…
あ!あと関係ないけど、このお話は坂下宙ぅ吉がいる世界線やったのにちょっとわろた。スターシステムというほどのものではないけど、こーゆーのがあるとちょっと楽しいよね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
男性作家
- 感想投稿日 : 2021年10月28日
- 読了日 : 2021年10月27日
- 本棚登録日 : 2021年10月27日
みんなの感想をみる