流れ的にはこの巻が一番落ち込むんやろうなあと思って、ちょっとだけ覚悟して読みました。
なのに、何ですか、あのバーティミアスとフェイキアールのコンビ!たまらん!すきだ!わたしはきみたちがだいすきだ!!……あああわかったよもうほしごこ!!!笑
それにしても、本編シリーズは反体制的というか反社会的というか、そういうところに話の重点があったけど、これは奴隷としてのバーティミアスに重点があるんかな。それも、本編のときのように、否応なしに拘束される身分の解放を目指すとか願うっていうよりは、仕方なく甘んじて苦悩しながら従う、みたいな方に焦点があったので、ちょっと雰囲気は違う感じ。
あと多分、ヒロインの女の子が割と正統派なヒーロー気質っていうのもあるんやと思う。正義感と使命感にあふれたつよいこ。バーティミアスは反ヒーローでもあると思ってるので、どうなるのか楽しみやなー。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
児童文学・絵本
- 感想投稿日 : 2012年12月10日
- 読了日 : 2012年12月10日
- 本棚登録日 : 2012年11月10日
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