2017年の読書目標、宿題。
学生時代、授業で初めて本書を知った。
おぞましいと思った。
とても読めないと思った。
しかし、この作品についてはずっと頭にあり、何か考える時に「蠅の王」的な事項、と区分したりと一つの足がかりにまでなっていた。
それで未読は酷いと覚悟を決めて開いたのだけど。
確かに厳しい、しかしそれ以上に展開に納得する私がいた。
学生時代に読んでいたら、多分こうは思わなかっただろう。
だが、これが現実に起こり得ることだと今の私は知ってしまっている。
実際、現在の日本とそう遠い世界だとは思えないのだ。
私は蠅の王とどう対峙していくのか。
それを考えていかなければならない。
やはり読んで良かった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年3月21日
- 読了日 : 2018年3月21日
- 本棚登録日 : 2018年3月9日
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