ほたるの群れ 第三話 阿(おもねる) (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎 (2012年4月12日発売)
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本棚登録 : 173
感想 : 24
4

ほたるの群れシリーズ3作目。

怒涛の展開の連続であらすじ書けない(笑)
1巻から一気読みがほんっと~に面白い!
もうキャラクターに随分愛着が湧いてしまっています。
戦いが凄惨であればあるほど、日常が大切なものに見える。

長年殺人をやらされてきて達観してしまってるけど、阿坂も蜘蛛も普通に育ってたら普通に感情豊かで仲良かったんじゃないかな
駒が戦ってるシーンを読んでると、戦争みたいに思えてきて自分達は安全な所にいて10代の子供に殺人なんてやらせてる大人達に腹が立ってくる。(なんかの本で読んだけど)戦争始めた者同士がコロシアムで殺し合いしとけっつーの。
「痛みなんてものが本当の苦しみだと思っているなら」なんて思わせたらだめやろ…
「院」の中枢達が動き出し、次巻どうなるのか!?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年5月20日
読了日 : 2019年5月20日
本棚登録日 : 2019年5月20日

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