駆け出しマネジャーの成長論 - 7つの挑戦課題を「科学」する (中公新書ラクレ 493)

著者 :
  • 中央公論新社 (2014年5月9日発売)
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・「自分が動いてきた人」が「自ら動かないこと」を求められている
・「他社によって物事が成し遂げられる状態」をつくること。
・挨拶や、ベクトル合わせや、連絡や
・分析や、伝達や、宣伝や
・変革や、障害やりくりや、配分や、決定や
・目標咀嚼→部下を育てる→自分で仕事をしない
 ※逆のスパイラルに陥らないように
①部下育成
中期的には底上げだが、育成といえどもプライオリティを決める。
能力<難易度 となるような挑戦空間を作り出す。ただし、目標を納得していなければ無茶ブリ、振り返りは詰め込みととらえられかねない。
自分がやると早いが部下にやらせる。
面(職場の複数人)で育成。
②目標咀嚼
ポジティブストーリを作り、上司との政治交渉を克服する。
繰り返し目標を口に出し、メンバーの腹に落ちて実行すること。
日常的な関係構築、現状理解、客観的なロジックg大切
③政治交渉
他部門とも同様。数字と「錦の御旗」の提示が大切
④多様な人材活用
年上部下に指示するときは、「権力者が指示」するのではなく「立場上、役割上 指示をする人」として。
⑤意思決定
現場から学ぶこと。メリットとリスクを計算。
迅速な意思決定ができるのは、いつも考えていることと同義。
自信をもって決めきることと、決めたらやりきること(やらせきること)
⑥マインド維持
孤独にならないよう、耳を傾けてくれる「他者」の存在をメンテナンスする。
⑦プレマネバランス
「他人に任せられること」「自分がやらないこと」を決める。
1.やりたいこと、2.やらなければならないこと、3.自分がサポートするなら他人に任せられるもの、4.自分のサポートなしでも他人に任せられるもの
3,4を部下に任せていくことで部下の成長とともにプレマネバランスが取れる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2021年8月31日
読了日 : 2021年8月31日
本棚登録日 : 2021年8月31日

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