Nのために

著者 :
  • 東京創元社 (2010年1月27日発売)
3.25
  • (144)
  • (565)
  • (915)
  • (277)
  • (46)
本棚登録 : 5068
感想 : 759
4

これまで読んだ湊かなえミステリー作品のなかで、粗いけど、一番気迫が感じられた。
様々な思いが混線してて、こういう話好き。

ミステリーの裏で、究極の愛とは何か、がテーマ。
杉下にとっての究極の愛は、罪を共有した全員、ということなんだろうか。
私は俗物的だから、どうしても特定の誰か一人を愛していたんだろうという目で読んでしまい、安藤なのかなぁと思ったんだけど。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 湊かなえ
感想投稿日 : 2019年10月20日
読了日 : 2019年10月19日
本棚登録日 : 2019年9月21日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする