ハッピ-バ-スデ-: 命かがやく瞬間 (フォア文庫 C 163)

著者 :
  • 金の星社 (2003年12月1日発売)
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感想 : 81
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個人的に、西の魔女が死んだに似ている気がします。
主人公(あすか)は少しずつ積み重なりやがて心に大きな傷を負い、
それを祖父や祖母と一緒に自然と触れながら癒していくところが。

あすかが喋れるようになることを、
期待するでもなく、期待しないでもない、
おじいちゃんの姿勢がとても好きです。
何も焦ることはない。ゆっくりでいいんだよって。
これは、私の中に、とても、響きました。

誰もが間違いを犯している。
それさえも認めて、包み込むような、温かい作品でした。

いつか、「生まれてきてよかった」って、
心の底から、呟くように言えたら、
幸せな人生だと言えるのでしょうね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2012年12月18日
読了日 : -
本棚登録日 : 2012年12月16日

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