『ママのしでかしたことのせいでもっとすごいことを成し遂げなくっちゃいけないのかと思っていたし、それができないのなら、ずっと頭を低くして毎日を送らなくちゃいけないのかと思っていた。でもそんな大それたことではなく、ただ久しぶりに会ったいとこと旅をしたりちょっといいホテルで朝ご飯を食べたり、それをこの体で消化したり今日一日の始まりを静かにこの目で見たり、それでいいんだな、これが人生のほとんど全部の要素なんだ、そう思った。』
すーっと染み込んだ一節。
登場人物の人柄ができすぎて現実離れしている気もするし、ラストはうそーって感じ。でもこれだけで星4つです◎
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年10月4日
- 本棚登録日 : 2013年10月4日
みんなの感想をみる