今回はカシュヴァ―ンの元に転がりこんでいる少年暗殺者・ルアークの過去に関わるお話。
案の定、ルアークの過去が痛かった……。きっかけとなる来訪者であるエリクス伯爵のくだりもなー。こういう中世貴族ものだから仕方ないんだけども痛かった。ホント、シリアスクラッシャーなヒロイン・アリシアの天然っぷりに救われます。まあ、彼女の彼女で決して良い境遇ではなかったんですがね。なんであんなに良い子に育ったんだろうとかちょっと気になった。その辺も今後明かされたりするのかな。
カシュヴァ―ンが抱える『闇』も結構深そうだし、二人の親展にももう少し時間かかりそうですね。そのじれったさがたまらないところでもあるんですが。
そして、最後の最後で物凄い爆弾落とされましたよ。なにあれ悶える……!! 作者ご本人はあとがきでラブコメ初心者とかおっしゃってますが、もう十二分に甘いですよありがとうございました!!!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2011年5月6日
- 読了日 : 2011年5月6日
- 本棚登録日 : 2011年5月6日
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