引き込まれた!
昭和10年〜戦後が舞台。
戦争小説では決してなく、東京郊外に建った赤い屋根に白いポーチの洋館での物語。
山形から女中奉公のために上京してきたタキ。
美しい時子奥様へお仕えするタキの目線で起きた出来事を、回顧録として晩年綴る。
ノートを読むのは甥の次男:健史。「頭の良い女中」と評されたタキ。その評価に値する仕事ぶりを、十二分に発揮した、と言うことか⁈
物資が乏しくなるにつれ、創意工夫で乗り切る力、出会いと別れ。晩年の振り返った思い…。
誰しも1つくらい、人生の終盤で省みる事があるのだろうか。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年2月15日
- 読了日 : 2023年12月23日
- 本棚登録日 : 2024年2月15日
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