最終戦争論 (中公文庫 B 1-11 20世紀BIBLIO)

著者 :
  • 中央公論新社 (2001年9月25日発売)
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感想 : 55
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最終戦争を可能にする兵器、原爆が開発されたけど、実際は強力すぎて使えない冷戦という段階があり、9・11とかもあり複雑な様相を見せつつも、最終戦争はまだ起こってないように思います。
これから起こるとしたらどこの国がどのように起こすのだろうと思って読みました。でも現実的には起こせないんじゃないかなぁ、、

現在の大国は大義みたいなものがないと戦争ができないだろうし、そもそも自国の人間以外の全員を皆殺しにしてもいい大義なんて見つかりそうも無いので、やっぱり最終戦争は起きないんじゃないかという結論に行き着きました。

自国内でもいろんな人間がいるし一枚岩じゃない。人間の多様性から最終戦争は起きないんじゃないかなと思うしだいです。

というと人間すばらしいみたいな感じですが実際は人間が存在する限り戦争はなくならないということなんだと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2014年10月12日
読了日 : -
本棚登録日 : 2012年3月27日

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