純愛を貫いた老人(ノア)が、認知症の妻(アリー)に愛を読む物語。
17歳の夏に出会ったノアとアリーは、ノアの熱心な求愛によって次第に心を通わせるようになった。彼らは毎日のように会い、ときには喧嘩もしながら、恋をした。しかしアリーは裕福な家庭に育ち両親からの期待も大きく、肉体労働者のノアをうけつけない。離れ離れになってしまった2人は数年の時を経て再会する。婚約者のいるアリーが選んだ、一生を過ごす彼とは…。
裕福なエリートと心優しい平凡な男のどちらかを選ぶ物語は世にあふれているけれど、ノアの情熱的な愛情が他との違いを感じた。2人が長い間お互いを心の片隅にあった気持ちが痛いほど伝わってきた。ぼくもこんな風にひとりの女性を愛せるだろうか、こんな風に楽しさを分けてあげられるのかな、と感傷的な気分にも。アリーを演じたレイチェル・マクアダムスが最高にきれいだった!星5つ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年11月7日
- 読了日 : 2011年11月7日
- 本棚登録日 : 2011年11月7日
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