ずっしり、あんこ(おいしい文藝)

  • 河出書房新社 (2018年10月20日発売)
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本棚登録 : 340
感想 : 34
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「この世の食べ物で1番好きな食べ物は?」と聞かれれば「あんこ」と即答するほどの大のあんこ好きの私にとって、この上ない本に古本屋で偶然出会うことができた。

様々な語り口で、あんこが風情豊かに語られている様は、「神秘的」と言っても過言でない。
まさに「あんこは小宇宙」である。
なお、言うまでもないが、私はこし餡派である。

短編集のため大変読みやすい。
僭越ながら、特にお気に入りのエッセイを4つ挙げさせていただく(3つまで絞りたかったが、絞れなかった)。
北尾トロ『夜明け前、赤福を買いに』
青木玉『つぶれたおはぎ』
外山滋比古『マンジュウの涙』
東海林さだお『「こし」か「つぶ」か』

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2023年1月27日
読了日 : 2023年1月27日
本棚登録日 : 2022年12月30日

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コメント 5件

kimiさんのコメント
2024/03/28

これから読むので、推しエッセイのところを重点的に読んでみます♩

りりたんさんのコメント
2024/03/28

ぜひぜひ!
読み終えられた後のkimiさんの推しエッセイも気になります!

kimiさんのコメント
2024/03/30

読了後、またコメントしますね!!
こういった交流できるのとても嬉しいです♪

kimiさんのコメント
2024/04/07

北尾トロさん、青木玉さんのエッセイが私も好きでした!
あんこってずっしりというだけあり、
重たいイメージなのですがこのお二方のエッセイはさくさく読めて軽かったです。
あんこと苦〜い茶でお花見したい気持ちになりました!

りりたんさんのコメント
2024/04/07

わー!Kimiさんのお気に入りも共有いただきありがとうございます!♡
桜の下で、甘いあんこに苦いお茶、最高ですね!

初めてこのシリーズの本を読んだのですが、他のも読んでみたいと思いました。

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