六の宮の姫君 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M き 3-4)

著者 :
  • 東京創元社 (1999年6月20日発売)
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本棚登録 : 2807
感想 : 280

難しかった・・・作中に出てくる古典や芥川、菊池作品をほぼ未読ということもあり、ページを行きつ戻りつしっぱなし。今は誰のどの作品について話していて、それはどんな話だったか逐一戻って確認するという・・・。もっとも、自分が卒論を書いた時もこれぐらい熱中していればいくらか面白さも増したかもしれないなー。大学生だった過去の自分をふと省みて恥じ入りもした。
互いに意識せずにはいられない相手がいるというのは、当人たちにとっては時に苦しいばかりな面もあろうが、第三者から見れば羨ましいものだなと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2020年6月26日
読了日 : 2020年5月31日
本棚登録日 : 2019年11月27日

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