2巻だけどあまりに有名な話なので基本構造は割愛。
ライバル役にあたる捜査側の「L」との知恵比べがメインになってくるあたり。
実際オカルトなわけだが、こうも簡単にそれを受け入れて推理する「L」は逆にポンコツなんじゃないかと思わなくもない。
まぁ実際に法則がある以上、解明されていない何かしらの因果があるという前提で考えるのは、科学的の究極の姿かもしれないけど。
今回思ったのは「名前」の定義って何だろう。
「名前」なんてものは、個を区別するための道具でしかない。
ノートに書かれた瞬間、ちょうどたまたま役場に婚姻届けを提出して受理されたとしたら、どう認識されるのだろうか。
戸籍のない人物は殺せないのか。
知人に戸籍上の名前と本当の名前が別の人がいる(戦後の混乱で死んだ姉の戸籍が自分に適用されてしまったらしい)この人の場合どちらの名前になるのか。
顔と名前が一致すればいいのなら、偽名でも殺せる。
偽名が通用しない以上、名前の定義が何かを把握する必要がありそう。
や。まぁ今後そんなは展開もあるのかもしれないが。
そんなこんな色々考えながら読めるのも楽しい。
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- 感想投稿日 : 2020年10月14日
- 読了日 : 2020年10月13日
- 本棚登録日 : 2020年10月14日
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