草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 (だいわ文庫 I 335-1)

著者 :
  • 大和書房 (2016年10月8日発売)
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本棚登録 : 184
感想 : 12
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出版社と新刊書店と古本屋を兼ねていた江戸時代の本屋が舞台、謎を解くのは作家たちという江戸物ミステリー

深刻な殺人や犯罪では無いので読後感が愉快なのが良いです
登場人物たちのキャラ立ちも良く楽しめました

登場人物たちに個性があって、そのどれもが時代背景をしっかり落とし込んで出来ているのが分かって、上滑りしない事に感激してしまった

それなのに読み口が軽くて、江戸っ子会話もテンポ良く、声を出して笑える場面も多くて楽しかった

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年9月22日
読了日 : 2022年2月4日
本棚登録日 : 2021年12月20日

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