雉鳴き竜戦ふ、自ら以て杜撰と為す。
舞城王太郎の奇才が遺憾なく発揮されている。竜になって雲を呼び、虎になって風を起こすが如しとはこのことだ。ドクラマグラ並みの狂気と艶麗さ、そして筆舌に尽くしがたいヤバさを感じた。読めばたちまち引き込まれるとともに、眩暈を覚えることだろう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説・文学
- 感想投稿日 : 2011年8月25日
- 読了日 : 2011年8月25日
- 本棚登録日 : 2011年8月25日
みんなの感想をみる