前半はエッセイ、後半は詩。詩には短い解説のような文が添えられている。著者は「透明」という言葉が好きであるそうだが、彼女の詩や文章ほど「透明」を表しているものは他にないと思う。全ての文がみずみずしく、輝いているかのよう。それなのに、著者自身は繊細な感受性とともに激情を内に秘めている。とても興味深く、魅力的な人物。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
詩集
- 感想投稿日 : 2017年9月20日
- 読了日 : 2017年9月20日
- 本棚登録日 : 2017年9月20日
みんなの感想をみる