乙女なげやり (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2008年8月28日発売)
3.76
  • (150)
  • (248)
  • (267)
  • (20)
  • (3)
本棚登録 : 2162
感想 : 205
4

ひとはいつまで乙女を自称しても許されるものなのか。そんな疑問を胸に抱きつつも、「なげやり」にふさわしいのは、やっぱり乙女。熱愛する漫画の世界に耽溺し、ツボをはずさぬ映画を観ては、気の合う友と妄想世界を語り合う。気の合わない母との確執も弟とのバトルも、日常の愉楽。どんな悩みも爽快に忘れられる「人生相談」も収録して、威勢よく脱力できる、痛快ヘタレ日常エッセイ。(表紙裏)

読んでいて微妙な既視感を覚えるのは、文章や内容が昔懐かしいテキストサイトのノリだからだと思いました。
後に残るものは何もありませんし作者さんもそう仰っているので、他の既刊も探してみます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2018年8月3日
読了日 : 2018年8月3日
本棚登録日 : 2018年8月3日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする