ナニカアル

著者 :
  • 新潮社 (2010年2月26日発売)
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本棚登録 : 734
感想 : 112
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林芙美子のことも、放浪記もほとんど全く知らずに読んだけれど、とても面白かった。
放浪記、読んでみたくなる。
芙美子は実際は、面倒な嫌な女性なのかもしれないと思うけれど、それでもとてもエネルギーのある、魅力を感じた。
重苦しい戦争の時代の雰囲気も、とても伝わってきた。
桐野夏生は、欠点を包み込んで女性を描くのがほんとにうまいと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年6月14日
読了日 : 2017年6月14日
本棚登録日 : 2017年6月14日

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