林芙美子のことも、放浪記もほとんど全く知らずに読んだけれど、とても面白かった。
放浪記、読んでみたくなる。
芙美子は実際は、面倒な嫌な女性なのかもしれないと思うけれど、それでもとてもエネルギーのある、魅力を感じた。
重苦しい戦争の時代の雰囲気も、とても伝わってきた。
桐野夏生は、欠点を包み込んで女性を描くのがほんとにうまいと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年6月14日
- 読了日 : 2017年6月14日
- 本棚登録日 : 2017年6月14日
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