奇妙。読みにくいことはないのだが、なにやら奇妙な話だったなあっというのが正直なところ。
アーサー王伝説あたりの知識があればもっと面白かったのかも。
大事な記憶をいつのまにかなくしてゆく。
それは悲しいことだけれど同時に救いでもあるのかもしれない。
記憶をなくす原因が竜、というのはなにかの比喩的なものなのかとおもっていたけど、ほんとにいた。
確かにファンタジー。
でもそうしたのはマーリンだったという驚き。
憎しみを忘れさせることで、平和を保つ。
そもそも憎しみが生まれるようなことをするなよ、と思うのだけれど…
メインの老夫婦は強く想いあっているようで、
決定的に分かり合えてないのでは、とも思ったり。
原文だとどういう呼びかけなのか、と思うのだが、「お姫様」が、最後までなんか慣れんかった。
普通に名前で読んだのじゃダメなのか。
船頭さん、どうあってもアクセルを渡しそうにないよなあ
つーかあの島に息子のはかがあるとか言ってたけど、
もしかして死者の島ってことなの?
うーんよう分からん。
村上春樹っぽいなー
謎めいたところを読み解くのが向こうの人は好きなのかなあ?
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
2019年4月5月6月読んだ本
- 感想投稿日 : 2019年5月19日
- 本棚登録日 : 2019年5月19日
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