悪漢小説は今まであまり読んでこなかったですが、スピード感がとてもありました。圧倒されます。
溜まっていく鬱屈、倒しても次から次にわいてくる問題。暴力の連鎖ですが、革命や戦争が起こったときに、中心ではなくその周辺の世界はこうなるのかもしれません。
舞台がウクライナなので登場人物がほぼロシア人で、親しみのない名前ばかりでしたがあまり混乱はしませんでした。呆気ない最期です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2021年2月17日
- 読了日 : 2021年2月17日
- 本棚登録日 : 2020年11月3日
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