大好きです。
怪獣映画としても、家族映画としても、社会風刺としても良いです。
好きな韓国人俳優二大巨頭のソン・ガンホさんとペ・ドゥナさんが出ていたらこれは!観るしかない!と。実は4回目くらいで、今回はアマプラですが、BSとかで放送されてたら観てしまう作品です。
開始10分くらいで、白昼堂々登場するグエムル(怪物っていう意味の言葉なんですね…名前じゃないのか…)。明るい所で暴れまくり。漢江の公園みたいなとこで走り回ってるのをバスから映す、映像センス。ポン・ジュノ監督の映像好きです。
拐われた娘を助ける為にがんばる家族ですが、なんかおとぼけていて、家族愛の強さと肝心な所で…!ってなるのが苦いです。おじいちゃん…
病院から家族で脱出するときのペ・ドゥナさん可愛過ぎた。何故早歩き。
ソン・ガンホさん良いな…かなりダメなところから、だんだん目付きが変わってくるところ、不思議とかっこよく見えてきます。
おじいちゃんも弟もよかった。弟についてきてくれたホームレスのおじさんはただの良い人…?
ペ・ドゥナさんの最後のアーチェリーシーン痺れました。そのあとのソン・ガンホも。
グエムルの発生原因が毒の垂れ流しとか、アメリカ好き勝手やってるな…とか風刺もありました。
韓流は緩急が激しくつけられているので、笑っていいのか切ないのか苦いのかわからなくなりますが、娘さんが助からないので苦い映画です。
跳び蹴り。
Filmarksの方で、ポン・ジュノ監督は「寄生獣」とか浦沢直樹作品がお好きだと教えていただきました。グエムル、確かに浦沢直樹さんが漫画化出来そう。
- 感想投稿日 : 2019年11月9日
- 読了日 : 2019年11月9日
- 本棚登録日 : 2019年11月9日
みんなの感想をみる