チョコレートが食べたくなる作品。ショコラ、か。。
キリスト教的思想で禁欲が美徳な村で、流れ着いたショコラ屋さんのショコラが人々の心を開放的にしていくの良かったです。
顔付きが生き生きとしてくるし服装も色鮮やかに。ジョセフィーヌが強く美しくなってて素敵でした。
アルマンドお婆ちゃんも格好良いです。こんなお祖母ちゃんなら孫も会いたいよな…娘さんとも生前にわかり合えてればと思いますが素直になれないよなふたりとも。。娘さん、見覚えが…って思ったらマトリックスのトリニティーのかただ。普通にしてても美しいな
レノー伯爵は原作では神父さんだったはずと思ったので、なんでこの人こんなに禁欲的なんだろと思ったけど妻が浮気して帰ってこないとなると腑に落ちました。
ヴィアンヌのショコラ屋さんに忍び込んで破壊したチョコレート食べて泣いてしまうの切ない。美味しいものの前では、意地張ってた自分が馬鹿らしくなるな…と同時に、負けたって思ったんだろな。原作のレノー神父はここでショコラの食レポが凄いので後で再読します。
でもこの映画ではレノー伯爵と神父さんを分けたことでレノー伯爵の変化も描かれたので、これはこれで好きです。神父さんも自分の言葉で説教するときはつっかえないで堂々としてるし、良い事言ってらした。何を受け入れるか…大事。
ヴィアンヌとルーの恋愛ドラマはおまけで…ジョニデはジプシーでも眼福です。ヴィアンヌもルーも定住しそうだし良かった。アヌークにも良い気がする。
ショコラを食べたい。スパイス入ってるやつ。。
- 感想投稿日 : 2022年3月5日
- 読了日 : 2022年3月5日
- 本棚登録日 : 2022年3月5日
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