原作は昔々に既読で、大筋と、でも原作は時系列が逆だったよなということしか覚えていないので粛々と観ました。
順列にしたことで、どうして淳悟と花があれほどまでお互いだけになったのかがあまり感じられないな…と思ってしまいました。ちょっとすっ飛んでる?と。
でも花に感じる、無邪気さと妖艷さはさすが二階堂ふみさんでした。学生時代はイメージぴったりだったなぁ。大人になってからは…でも、影のあるいい女でした。
淳悟の浅野忠信さんもわかる。。
北海道の流氷って、あんなにキイキイ鳴ってるのですね。世界観が見られて良かったです。
「俺はお前のものだ」「あれは私の全部だ」
「父親になりたかった」「家族になりたかったんですよね」
どこで間違ったのか。許される事ではないです。
でも、ふたりにはきっとお互いしかいないのだろうと思いました。離れようとしても、離れることはないんだろうな。
閉じられた頽廃的な物語で好きでした。
淳悟と花が睦みあってるときに血塗れになっていくところで「ギリギリ歯軋りレッツゴー♪」と脳内で流れてきて…もう!となりました。。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2019年11月16日
- 読了日 : 2019年11月16日
- 本棚登録日 : 2019年11月16日
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