そこはかとなく漂う「お嬢様」感。食いしん坊。で、嫌味も育ちの良さも隠しているような印象を受ける(悪い意味ではなく。)食欲が刺激されるか。というと、うーん。嗜好の問題なので、あれだけど。全体的によいものを口にされているので、一般庶民の私には…というのが、素直な感想ではある。独身で、働く女性。アクの強いおっちゃんらと仕事ができるスマートさと頭の回転の速さと愛嬌は文章の隙間からにじみ出ていて、なんというか「かわいいおばちゃん」で憎めなかった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
. 阿川佐和子
- 感想投稿日 : 2014年5月10日
- 読了日 : 2014年2月5日
- 本棚登録日 : 2014年2月5日
みんなの感想をみる