二人の少年の友情物語。勝手に誘い出して、入ってしまったら勝手には出られない四龍海白。理不尽極まりない城で。吃音に悩む健太郎も、父親とうまくいっていない貴希も頑なで、痛々しくて、狭い世界にあきらめてしまっていて、気持ちわからなくもないが、もっとじたばたすれよ!と、カツをいれたくなる。だから、関のちょっかいかける気持ちは大変よくわかるのだが、関も関でちょっとイタい大人だな。と。貴希と健太郎の選んだ結果を受けいれなくて、しばらく呆然としたのはここだけの話。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
. 乾ルカ
- 感想投稿日 : 2014年9月5日
- 読了日 : 2014年5月31日
- 本棚登録日 : 2014年5月31日
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