真田太平記(十)大坂入城 (新潮文庫)

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  • 新潮社 (1988年1月28日発売)
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大坂冬の陣の有様。
真田幸村、後藤基次などの優秀な武将の進言がことごとく豊臣方へ通らない。
豊臣方の大野治長、淀君らの愚かな対応。
曖昧な停戦交渉をして、大坂城の外堀を埋められてしまう。
そして、豊臣家滅亡の大坂夏の陣へ……。
NHK大河ドラマの「どうする家康」などで描かれている徳川家康は聖人君子
だけど、そんな良い人ではない。世に言われている狸親父がぴったりだと思う。
他に大坂の陣を描いた、司馬遼太郎の「城塞」も読む予定。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 戦国時代
感想投稿日 : 2023年8月8日
読了日 : 2023年8月8日
本棚登録日 : 2023年2月7日

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