まさに日本の剣術・兵法の創始者5人の生きた剣への道を日本を代表する時代小説の著者5人がそれぞれの視点でそれぞれの剣豪の生きざまを史実や自分なりの解釈を元に書き上げたものを剣豪ごとの部分を抽出してまとめた一冊。
作家は池波正太郎、直木三十五、綱淵謙錠、津本陽、五味康祐の5名が、剣豪は新陰流・上泉伊勢守、新当流・塚原卜伝、二天一流・宮本武蔵、巌流・佐々木小次郎、柳生新陰流・柳生石舟斎。を掘り起こして書いている。
それぞれの解釈による剣豪たち、見る角度によって武蔵や小次郎の見方や解釈も違っておりそれも面白い。
時代小説を読む基本の基になる一冊とでもいおうか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
時代物小説
- 感想投稿日 : 2024年2月7日
- 読了日 : 2024年2月7日
- 本棚登録日 : 2024年2月7日
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