胡弓の音と水の流れる音・・・
これを想像するだけで、八尾だけではなく、なぜか古風で閉ざされた感のある富山を懐かしく思い出す。
それぞれの人生を歩みながらも学生時代からの20年間ひたすら想い続けていた2人の気持ち、古風でひたむきな女性、無口で実直な男・・・
逢えるのは1年に1度。
風の盆を舞台に、本当にきれいな小説であった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2004年12月24日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2004年12月24日
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