本屋さん縛りの夢のアンソロジー。
本屋さんのお話大好き人間にとってこんなに魅力的な本はそうそうない。
そして収録されているお話全部好き!
アンソロジーで1冊全部好きになれる本は初めてかもしれない。
中でも1番好きなのは門井慶喜さんの「夫のお弁当箱に石をつめた奥さんの話」。
最初に提示される謎がとっても魅力的で最後の解答も素敵。
夫婦愛に思わずにっこりしてしまう。
乾ルカさんの「モブ君」のラストも大好き。
こういう出会いっていいな。
というより、このアンソロジーのほとんど全部が本屋さんでの出会いの物語と言えるかもしれない。本だけではなく人とも出会える場所なんだよと言っているような‥。
今まで本屋さんに通っていてもこんなに素敵な出会いはなかったなぁなんて、ちょっとだけ残念に思ってしまうけれどこれからに期待ということで。
全てのお話の感想と細かいお気に入りポイントを語り始めたら読んでいた時間よりも長くなってしまうかも‥。
予約待ちしている友人が読み終わったら早速長話を始めなければ!
本と本屋さんと本好きへの愛がぎっしり詰まったこのアンソロジーは、たぶん何回も読み返すと思う。
素敵な物語と出会わせてくれる本屋さんがいつまでもご近所にいてくれますように。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年4月5日
- 読了日 : 2013年4月5日
- 本棚登録日 : 2013年4月5日
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コメント 4件
まろんさんのコメント
2013/04/05
takanatsuさんのコメント
2013/04/05
円軌道の外さんのコメント
2013/04/09
takanatsuさんのコメント
2013/04/10