高校のころに習った世界史の授業とは全く違う解釈だ。西ローマなど大国が民族の移動によって滅ぶが、なぜ世界的に大国の周辺の民族が動き出したのかちゃんとした説明が授業ではなされなかったが、本書では気候の変動とあり、得心した。十字軍の暗部、元が先進的だったこと、代わった明が復古主義だったなどなどおもしろい。授業ではヨーロッパ、東アジア、中東などエリア別に学ぶが、本書のように全てつながっていることがわかれば、世界史はおもしろい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2017年11月30日
- 読了日 : 2017年11月30日
- 本棚登録日 : 2016年2月12日
みんなの感想をみる