始祖鳥記 (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館 (2002年11月6日発売)
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本棚登録 : 717
感想 : 93

元気のないとき、勇気が必要なとき、また奮起したいときなどに聴く曲、というのをもっている人は多いと思う。
自分の場合は、それにあたる小説が、この『始祖鳥記』である。
仕事がうまくいかんとき、海外旅行のとき、入院したときなど、読んで力をもらったものである。

本書の、資料資料した説明をいやがる人もいると聞く。だがこの小説の3人の男たち備前屋幸吉、巴屋伊兵衛、福部屋源太郎の男前さを堪能するには必要な部分なのだ。

もう何回目かの読了かわからん。カバーを引っ剥がしてところかまわず読んじゃうので、自分がもっている今の文庫本は3代目にあたる。

数少ない、次回作が楽しみな存命作家が飯嶋和一なんだもんね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2014年3月3日
読了日 : 2014年3月3日
本棚登録日 : 2014年3月3日

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