こう言ってはなんだが、これ、小説にする必要があったのかしら?
ストーリー(事件)は付け足し程度で、内容はほぼ宗教論、プラスちょっと美術論だ。
それに興味がある人は新書なりで入門書を読んだほうがいいし、この手のミステリを期待している人は『薔薇の名前』『鉄鼠の檻』など、宗教とミステリが見事に融和している小説を読んだほうがいいと思う。
などと言いつつ、こういう類いの小説は嫌いではないので『土の記』も読んじゃおう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年5月17日
- 読了日 : 2017年5月17日
- 本棚登録日 : 2017年5月17日
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