光待つ場所へ (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2013年9月13日発売)
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本棚登録 : 5645
感想 : 340
4

しあわせのこみち、チハラトーコの物語、
樹氷の街に出てくる登場人物は、過去の
辻村作品の登場人物とリンクしていると
いう情報込みで読破。
樹氷のーは、名前探しの放課後。
チハラトーコは、スロウハイツの神様。
とピンと来たが、しあわせのこみちは、
冷たい校舎の時は止まると分からなか
った。(読んだのがだいぶ昔だった)
そのことがあったのか、しあわせのー
は、あまり印象に残らず。
アスファルトも、あまり乗らなかった。
しかし、チハラトーコと樹氷の街は、
引き込まれた。
登場人物の性格や生き方、考え方が、
とても上手く描写されていて、それぞ
れの人間性が伝わってくる。
辻村深月は、ミステリーより青春もの
の方が良作が多いと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年2月21日
読了日 : 2024年2月21日
本棚登録日 : 2023年7月21日

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