俺様ティーチャー 7 (花とゆめコミックス)

著者 :
  • 白泉社 (2010年3月19日発売)
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本棚登録 : 998
感想 : 52
3

自分の女装姿にここまで自身持ってる番長キャラって何なんだろうね…

本編は鷹臣と華房によって学園の裏側が語られる所から。思っていたよりも構図は単純だったようで
本当に学園を取り戻す気なら、賭けに勝つことを最優先すべきなんだろうけど、鷹臣は祖父が大好きで祖父が大切にしていた学校も同じように大切にしたくて。だから賭けの内容を自分が不利になろうとも学園を魅力的な方向にする賭けを選ばざるを得なかったのだろうね。何とも愚直で正々堂々とした姿勢だ
そんな背景があると真冬が知ってしまったら、真冬が何の躊躇もなく自分の助けになろうとしてしまうと鷹臣は判っている。だから、逆に巻き込みたくないと冷たい態度を取ってしまったのか

迷いを捨て鷹臣が掲げる願いの為に高校生活を捧げると誓った真冬。早速学園を魅力的にするアイディアに取り抱えると思いきや、またもや帰省
あの寒川が真冬に対して突き放すような態度を取るのは以外な展開だったけど、それ以上に桜田が全力全開で女の魅力を振りまいてくる展開が予想外過ぎたよ!
男である桜田が作中人物の誰よりも女性としての魅力に満ちているってどんな状況だ(笑) そして彼は何故にそこまで自分の女装姿を誇っているのかが判らないし、彼が何故番長をしているのかすら判らなくなってくるよ!
だからこそ、そこまで自分の女装姿を誇るのであればラストのあれは幾ら何でも残念過ぎたと思うんだ。くまさんって……

番外編では真冬と鷹臣の昔話が紹介される
こうして見ると鷹臣が真冬を振り回していたというより、真冬が鷹臣に付き纏っていたという方が正しいのでは…?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マンガ
感想投稿日 : 2019年1月7日
読了日 : 2019年1月6日
本棚登録日 : 2018年12月20日

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