さとやま――生物多様性と生態系模様 (岩波ジュニア新書 〈知の航海〉シリーズ)

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  • 岩波書店 (2011年6月22日発売)
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感想 : 14

過去の人が行う自然の中での活動は山の植生を豊かにしていた。人が里山に入らなくなった現代では、無配慮な植林、外来の動植物、護岸の設置等のためにかつての豊かな植生が失われている。内容は広く浅く。エコロジカルフットプリントや修復生態学などの紹介があり少しためになった。昔ながらの人の自然との接し方が良いことは理解できたが、ただ昔の生活に戻るというだけでは非現実だし、目的が「昔の植生」というだけでは憧れはしても必ずしも目指す姿にはなり得ないのかも

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2012年3月17日
読了日 : 2012年3月8日
本棚登録日 : 2012年3月3日

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