昔はハズレなしだったんですが、“リドル・ロマンス”を
最後まで読みきれなくなってきたあたりから
チョイ微妙になってきた西澤作品☆
今回もチョイ微妙なできばえでした。。。
ひとつの謎に対し、いろいろなデスカッションを繰り返し真相を
突き止めていく。。。というお話。
主人公一人称形式の作品なんだけど、
なんか妙にさめた感じ...というか上から目線がいまひとつ好きに
なれないままでしたが、ひとつの事象をいろいろな視点から
解き明かしていくさまは読み応え十分でした。
そして一人の人間が狂気に支配されていく過程は久々に背中が
ゾクッときました。
ただ、結構、かくし玉的な“隠れた事実”って感じで
特定の個人のみが知ってる事実。。。っていうのが
次から次へとでてくるのが、どうしても興冷めしちゃってね。。。
なんで☆3つです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2012年9月10日
- 読了日 : 2012年9月10日
- 本棚登録日 : 2012年8月23日
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