椎名さんの本をまとめて買おうと本を選んでいた時に気になって買った一冊。
世界中を旅してきた椎名さんだからこそ知ってる世界中の葬儀を紹介し、私小説的な一面も含まれた一冊。
魂と形という考え方に基づく世界中の葬儀の方法や風習は知らないことだらけだったので驚きの連続だった。宗教やその地に伝わる伝説、死に対する考え方がそれぞれの方式の根幹になっていることはどこも同じでもあると考えた。
私は死を迎える時にどうなるのだ、ということは昔から不思議だと思うことであったし、怖くて仕方ないことでもあった。でも、それと向き合う時間だったことと同時に、椎名さんの死に対する言葉に救われたような気がした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年4月15日
- 読了日 : 2020年4月13日
- 本棚登録日 : 2020年2月20日
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