日本鉄道史 大正・昭和戦前篇 - 日露戦争後から敗戦まで (中公新書 2358)

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  • 中央公論新社 (2016年1月22日発売)
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感想 : 13

国鉄の成り立ちというものが漠然としていたため、この本を手に取った。
国が積極的に鉄道を推進した、というよりも地方各地に私鉄が敷設され、その路線を国鉄に組み入れていく方針であったことは発見であった。
また各地の有名私鉄はその歴史も古く、戦前より人々の移動を支えていたことも発見であり、国鉄を補うという自分の持っていたイメージを覆された。

敗戦の日も鉄道はいつもと変わらず走り続けたという言葉が感動的であった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年9月25日
読了日 : 2017年9月25日
本棚登録日 : 2017年6月25日

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