国鉄の成り立ちというものが漠然としていたため、この本を手に取った。
国が積極的に鉄道を推進した、というよりも地方各地に私鉄が敷設され、その路線を国鉄に組み入れていく方針であったことは発見であった。
また各地の有名私鉄はその歴史も古く、戦前より人々の移動を支えていたことも発見であり、国鉄を補うという自分の持っていたイメージを覆された。
敗戦の日も鉄道はいつもと変わらず走り続けたという言葉が感動的であった。
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- 感想投稿日 : 2017年9月25日
- 読了日 : 2017年9月25日
- 本棚登録日 : 2017年6月25日
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