ライフネット生命の開業以来のマーケティング施作を紹介している本。
著者のスターバックスの日本でのローンチの時になぞらえ、認知なし、予算なし、大手競合あり、の市場でも戦える、いや、むしろ今からの時代、そういった市場にこそチャレンジしがいがあるんじゃないかと思える本。
なぜなら、序盤のブランディングや、マーケティングの考え方は、スターバックスとの対比で語れるのだけれど、後半のコミュニケーション部分、特にソーシャル・メディアのところなんかはその時代にはまだ存在しないツール。そこに取り組む姿勢やスピードは本当に今の時代の会社だなぁと思いました。
でも、それも全てライフネット生命がマニフェストで宣言している、子育て世代の保険料を半額に、や、透明性を維持する経営にという志しの賜物なんだと思うのです。
本当に良い会社だな、と思わせられました。これからも応援したいです。
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- 感想投稿日 : 2012年10月28日
- 読了日 : 2012年10月28日
- 本棚登録日 : 2012年10月28日
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